ニッサン フェアレディ ゼット(NISSAN FAIRLADY Z) 日産レンタカー
今回は東名高速で静岡行って御殿場の有名な開店早々90分待ちのファミレス『さわやか』でお昼ご飯を食べ、山梨県に行っては温泉に浸かり、中央自動車道のほうから帰ってきました!
レンタカーは日産レンタカーのスペシャリティカー『フェアレディ Z』です。
一目でスポーツカーとわかるデザインはかっこいいけど荷物載るのか、長距離移動で身体が痛くなったりしないか、燃費が悪いのではないかとか、気になるところは様々あると思います。果たしてレンタカーとしてどうでしょうか!?
スポーツカーな外観から
このテールデザインはまさしく『クーペ』。こんな車に乗りたかったと言われるために生まれたボディスタイルでございます。
フェアレディZのデザインの特徴としてはこの足元の筋骨隆々な感じでしょうか。大きく張り出したフェンダー(タイヤの周りの出っ張っているところ)が足回りの力強さを感じさせます。犬で言ったら最強の闘犬『ピットブルテリア』ですね。
全体としては非常に滑らかな曲線が採用されていてエクステリアは綺麗にまとまっています。すっと下の方まで下がったフロントノーズは、(ずーーーーーっと)見ていると世界最速の車『F1カー』のフロントノーズを思い出させるほど!
これは傷を自動修復するというカラー?
大変申し訳ないですがカラーを確認してません!
が、画像毎にカラーが異なって見えるのと、画像から見るカラーの美しさから、見る角度で色が異なり、ひっかき傷さえも自動修復するという日産の特別塗装、カーマインレッドが採用されているものと思われます!
真横は不要な部分がすべて削ぎ落されているかのようにコンパクトにまとまってますね。
その他
タイヤを取り付けるホイールはブラックカラーで足元を引き締めております。ホイールも複雑な造形でカッコイイです。タイヤは前後でサイズ(幅)が違うということで、いかにもスポーツカーらしい要チェックポイントです。
下の画像はリアタイヤ。レースでの性能に定評のあるブランドのスポーツタイヤを履いており安心感があります。(ヨコハマ アドバン)
ドアハンドルは珍しい縦型タイプ。ちょっと掴みにくいですがデザインの一つとなっています。
ゼーーーット!のエンブレムが光ります!ウィンカーにもなってますから。
余談ですが、チューリッヒ保険会社のゼットとは無関係です。
※チューリッヒ保険会社ロゴ
後ろから接写上げときます!
それからですね、珍しいところと言いますとドアを開けると窓が下がり、閉めると上がるところですかね。動画貼っておきます!ドアを閉めて、給油口を開ける動画です!
ここは角ばってるんだなぁっていう発見
良く見るとこの部分だけ角ばっている。
ちなみにエンジンを掛けるとバンパーのLEDは常時点灯してます。
内装はシンプルだけどらしさ◎!
運転席周りは色使いや機能はシンプルでありながらもスポーツカーらしさが随所に見られ雰囲気を演出してくれています。
エンジンの始動、ご確認ください。
ワクワクが高まるスポーツカーらしさ
中央の三連サブメーター(時計、油温計、電圧計)
運転席の三連メーター
スピードメーターこそ180kphスケールですが、シルバーの縁取り、センターに配置されたタコメーター(エンジンの回転数計)がスポーツカー特有の配置です。
走行距離は36,000kmほど。けっこうおいしいところではないでしょうか!?
また、回転数計はエンジンを針が振り切れるくらい回すと赤ランプが点灯しシフトアップを促します。これはスポーツカーらしい演出。ただしエンジンを回すということはそれなりにスピードが出るということですのでご注意ください。
その他はブラックで統一された内装となっておりました。「Z」のエンブレムが散りばめられ、こだわりを感じます。
重要!機能、装備、実用性は!?
レンタカーとしても優秀な2シーター!
二人で旅行をすると考えた場合、二泊三日は行けるでしょうか?
車は小さく空間が狭く見えませんか!?
結論から言いますと心配ご無用です。ゴルフバッグ一式を載せるのはさすがに難しいですがラゲッジスペースは十分にスペースあり。二人での温泉旅行や山登り・ハイキングには十分使えるスペースが確保されていると言えるでしょう。
2シーターの中には荷物の置き場が無い車もあります。そういった車は本当に、ハンドバッグくらいしか置けないのです。しかし今回、ドリンクホルダーは助手席と運転席のドアにそれぞれ一つずつ、センターコンソールに1つありました。加えて中央にはボックスも。
それからシートの後ろにもバッグパックくらいでしたら置けるスペースと財布など小物類はすっぽり収まってしまうボックス。
↓ 助手席の後ろ
下の画像は運転席の後ろのボックス(意外と入ります、厚さ7cmくらいならすっぽりと)
+リュックも置けます。
車体は幅広ですからね!
ナビゲーション!
車を借りて真っ先に触れるナビゲーションは車の利便性の指標でもあると思います。第一印象で車の快適性を決定づけます。
操作はわかりやすく必要なものはそろっていました。一世代前のなじみのある操作感です。各スイッチが表に出ているのでひとっとびで目的の画面に行けるところは操作時間の短縮に貢献いたします。
※中央の〇をクルクル回すと横に移動するのですが、縦に移動するのは横に行き切ってからなので、何だかんだで矢印を押した方が速いです。
設定
設定ではBluetoothの接続や音の設定ハンズフリーの設定など可能です。
情報・燃費
様々な情報がダウンロードできるサービス。ポチポチしてみましょう♪
エコドライブサポート機能も!
車両情報を押すと燃費情報が!これはあまり見せてはいけないかもしれませんな、、
オペレータ
押すとすぐに通信が始まるので注意が必要です。
日産公式ホームページによりますと「24時間365日、オペレータに行きたい場所を口頭で伝えるだけで、ナビの目的地設定をサポートします。」
CARWINGS
こちらは携帯電話と接続していろいろな情報を取得できる模様。
日産の快適ドライブサポートサービスの総称が『CARWINGS』です。
時間がずれている、、、
音設定
音設定もあり。夜間の点灯状態カッコイイです(*'▽')
シガーソケットは左側に、USBが右側の蓋を開けるとありますので、携帯の充電や音楽を、USB接続でも楽しむことが出来ます。
音漏れ注意!
軽くて速い車なんだろうなという印象は、オーディオの音漏れからも感じることが出来ました!フロントのスピーカーからくっきりと車外へ音が聞こえていましたので、深夜は近隣住民への配慮を忘れないようにしましょう。
私は響かせたい派なので好きです
バックカメラ!
非常に鮮明なバックカメラを搭載。バックの時も安心です。
リアの地上高は高めなので車止めにバンパーをこする心配もなさそう。
視認性!
車周辺や障害物の視認性について感じたことです。
まず車周辺、特に足元はかなり見にくいですね。
身体を起こしたときに見られる状態が下の写真。
一番広いところは見えてますが、この足元に見えるラインは車後端より後ろの線ではないでしょうか。スポーツカーでシートが非常に低い位置にあるので、身体を起こしても白線は後ろの方だし、リアタイヤの接地部分はほとんど見えません。狭い路地に入り込んでしまったときは躊躇なく、降りて車両周辺を確認することをおすすめいたします。
シートの調整
シートの調整は手動となっております。
グレードによってはパワーシートの設定もあるのですが、レンタカーは手動です。
運転席側ではこの二つの丸いつまみで座面の角度・高さの調整が可能です。
また、背もたれの角度の調整が可能。
下写真のように前後の移動も手動となっております。
足元のマットにも『Z』の文字が、、、
それから座面とフロアの近さにお気付きいただけますでしょうか。
これはスポーツカーらしさポイントです。
ラゲッジスペース
ラゲッジスペース(トランク)はこちらのスイッチでワンタッチ開閉可能です。
このスイッチの両側にはグレードによってシートヒーターのスイッチがつきます。
レンタカーは無しの設定。
ラゲッジスペースのマットを持ち上げると中央を小物入れとして使うことが可能です。
室内灯もしっかり点灯
このミラーのライトは夜に大活躍すること間違いなし!ここら辺の配慮重要です。
クルーズコントロールは無し
え、このスイッチクルーズコントロールじゃないんだ、、、(汗)
高速のクルージングで大活躍するクルーズコントロールは無し、これはメーターの明るさ調整機能のみのようです!
こちらのスイッチではメーターに表示する情報の切り替えが可能です。
キーは専用の収納スペースが
すっぽりと収まります。
※指は絶対に入れないでください!
操縦!?走り、乗り心地。
第一印象
第一印象はスポーツカーをベースにマイルドな感じにしてあるのか、上級セダンをベースに足元を固めてあるのか、今ひとつわかりにくいが上級クラスの車に乗っている感じは間違いないなぁと思いました。この見た目ならGT-Rまではいかなくてももっとわかりやすい方が楽しいかもしれません。
動き出し・走り
最近の車に乗り慣れ過ぎていて、このクラスの車でドライブモードが無いのは久しぶりな感じでしたけれども、モード選択は逆に違和感がある場合もあるのでこれでいいかもしれませんね。
アクセルを丁寧に開ければ滑らかな運転が可能ですが、アクセルを開けていくとどこかのタイミング(割と早め)で爆発的な加速をし始めます。基本的には大排気量エンジンに多段ミッションが組み合わされ街乗り・高速道路の巡航でもとてもスムーズな安定した大人の走りをします。
エンジンは元から一種類なのでグレードによって大きな性能差が無いのは良いところです。
※日産のこだわりが詰まったエンジン!トライアングルタワーバーなど開発者のこだわりはホームページをご確認ください!(リンクは一番下に)
ハンドル操作
ハンドルの操作をした時は日産のスーパースポーツカー『GT-R』のようなクイックさは無く、まさに良い車を運転しているという感じです。
惜しいのはハンドルの前後調整が無いこと。これのあるなしはワインディングロードのドライビングに大きく影響しそうですが、、、
その他
シートのホールド感も甘めですが、そんなに違和感はないです。スポーツカーというより上級車感!シートの座り心地が良いので、長距離ドライブもこなせてしまいます!
段差、でこぼこの乗り越え
段差を乗り越える時はガタガタバタバタ身体に振動が伝わってきます。スポーツカーなので足回りが固めのセッティングとなっているのでしょう。しかし不快感は特に無し。
総合的に乗り心地は良いといえます。
コーナリングの安定感
さすがだなと思ったポイントです。少しオーバースピード気味に進入をしていってもタイヤがしっかりと踏ん張り非常に安定して曲がっていきます。フラットにキビキビと動くのが好印象でした。
※「少し」スピード出して曲がった場合に普通車との違いを感じます。
パドルシフトでよりスポーティ!
マニュアルモードでギアを手動変速する場合はこちらのレバーが楽しさにプラスαしてくれます。このレバーは大きすぎるとウィンカーのやワイパーのレバーと干渉して邪魔になるのですがそんなことは一切なく操作しやすいサイズです!
右側でシフトアップ(加速時)、左側でシフトダウン(減速時)
世界最速クラスの変速速度を実現したオートマチックトランスミッションが搭載されており、何だか面白いのはたまにギアが抜けた感じがするというか、空白地帯があるというか、、、
要は新しい感覚のミッションです!
余談、手動リルートで30分短縮の奇跡!
ルート再検索2回したら時間内に間に合ったという話です!
東名高速道路で静岡県に向かい、山梨県で温泉に浸かり帰りは道志道から中央自動車へ入った私。中央自動車道の集中工事を知らず大渋滞にハマってしまいました!
返却の3時間半前に道志道に入って東京駅の八重洲口まで、到着予定時刻は返却予定時間の20分後という表示!「東名高速に戻るわけにはいかないが間に合わないわけないだろ!」と思い策を考えた結果、、、
一般道優先と有料道路優先を手動で検索し直して早い方を突き進もうと決めました!
幸いなことに丁度良いタイミングでベイエフエムの渋滞情報が入り、甲州街道の渋滞が無いことを確認して、ルート再検索したら20分短縮できるとの表示なので降りました!同じこと考える人続出の出口渋滞で10分ロスしたものの、甲州街道は順調に進みました。
※甲州街道は交通量多くて狭くて期待できない道ではありましたが、何とかなってよかったです!
そして集中工事が終わる高井戸で中央自動車道のVICSデータから渋滞が消えたことと首都高の道路状況看板から首都高の渋滞がないことを確認し、有料道路優先で15分短縮できるようなので高速を飛ばしたところ、、、一番近いガソリンスタンドが閉じていたのにも関わらず、給油も含めて時間通りに目的地に到着することが出来ました!
皆様もルート再検索試してみてください!
※急いでいたせいなのか? 今回のナビには推奨ルートが無く、有料道路優先か一般道優先だったのと、渋滞考慮オートリルートで下道に入るみたいな機能は無いようでした!
日産レンタカー活気あり
東京駅八重洲の日産レンタカーで車を借りたのですが、私の前では続々とノートとセレナのレンタカーが出発!24時間の営業所なので丁度人の入れ替わりの時間だったのかもしれませんが、今までで一番活気があり店員さんの動きが機敏でした!
日産レンタカーおすすめです!
まとめ
良いところと悪いところをまとめます!これにかかわらず気分転換にはちょうどいい1台!週末に早速借りてください!
良いところ
・いかにもスポーツカーな外観
・外観とは裏腹に二人分荷物が意外と載る
・かっこいい、インパクトがある
・走りの醍醐味が味わえる
・バックカメラ、ナビなど最低限の便利機能が搭載されいる
・一世代の車の感覚に戻れる
・会員であればコスパ〇。
・レンタカーが増えている中でほかのレンタカーと差別化できる
・遮音材やドアの鉄板も薄くして軽量化されている感じがある!(音漏れ大きめだから)
悪いところ
・ナビゲーションの操作感やメーターが一世代前のもの
・安全・快適装備やドライブレコーダーが無いので普段乗り慣れていない方にはいざという時心配
・内装がシンプル過ぎて、悪く言えば充実装備の商用車(笑)!
・燃費悪め。
それではまた次回お会いしましょう!
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